◆西武―楽天(11日、ベルーナドーム)

 西武の蛭間拓哉外野手(23)が今季初の適時打を放った。9番中堅でスタメン出場すると、1点リードの5回2死二塁。楽天・内が投じたフォークを捉え、前進守備していたライトの頭上を越える適時二塁打となった。「武内が粘り強く投げているので、自分がどうにかしてやりたいという強い気持ちで打席に入りました。追加点を取ることができて良かったです」と、今年ドラフト1位で入団した武内夏暉を援護できたことを喜んだ。

 昨年ドラフト1位で入団した蛭間は今春のキャンプ終盤に調子を落として2軍で開幕。イースタン・リーグで29試合に出場し、打率2割8分7厘、5打点、1本塁打と徐々に調子を上げ、今季1軍初出場となった10日の楽天戦で9回に今季初安打を放っていた。