◆楽天3―7ソフトバンク(15日、楽天モバイルパーク)

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(35)が決勝の2点二塁打を放った。1点を追う5回1死二、三塁。荘司の真っすぐを捉え、右翼フェンス直撃の逆転打。「ストライクをしっかり振れたのでそれだけは良かったです。いいスイングができました」と振り返った。さらに山川穂高も左翼線への適時二塁打で続いた。

 開幕から不動の3番柳田、4番山川、5番近藤健介の「YYK」クリーンアップは、ソフトバンクに白星を運び続けている。この試合では柳田が3安打、山川が2安打と活躍し、近藤も2回に二塁打をマーク。3人がそろって安打を放った試合はこれで14戦14勝の「全勝神話」をつくりあげている。

 さらに36打点で12球団トップを独走する山川にも「不敗神話」がある。打点を挙げた16試合は15勝1分けと負けていない。二つの「勝率10割」がそろったこの試合は負けるはずがなかったということか―。