ソフトバンクの東浜巨投手(33)が16日、福岡県筑後市のファーム施設でライブBPに登板した。5日の西武戦で白星(5回無失点)を挙げてから登板間隔が空いたための調整登板。正木智也と谷川原健太、吉田賢吾の3人に計44球を投じ、安打性の当たりは3本だった。

 この日のテーマは、しっかり腕を振ってゾーンに投げていくことだったという。イニングをまたぐ感覚を得たいという東浜の希望もあって、15球程度で3回を想定して投げた。中田賢一投手コーチは「その感覚は得られたと本人(東浜)は話していた」と語った。

 安打性の当たりは谷川原が2本、正木が1本。最速は145キロで4球ほどあったという。中田コーチは「全体的にしっかり投げられている状態だと思う」と評価した。

 東浜は今季5試合に登板して2勝0敗、防御率2.10の成績を残している。
(浜口妙華)