体操NHK杯棄権のパリ五輪内定・橋本大輝は6月練習再開へ　水鳥本部長「基本的には突き指という理解」

　右手中指を痛めてNHK杯を棄権したパリ五輪代表に内定している橋本大輝（セントラルスポーツ）は6月から練習を本格再開する見通しとなった。17日、日本体操協会の水鳥強化本部長が報道陣の取材に応じ明かした。「基本的には突き指という理解でいい。合宿を6月の1週目から始まる。その時にしっかり合流して練習をやれるようなスケジュールを想定している」と話した。

　NHK杯4連覇を目指していた橋本は15日の公式練習で平行棒を練習していた際に、持ち損ねて負傷。橋本自身は出場の意向を示していたが、「右中指側副靱帯損傷」との診断を受け、今後を考慮して16日に棄権を決めた。水鳥強化本部長は「まだ腫れがある状況」としながらも「代表選考があれば出るような状況」とあくまで大事をとった形であることを強調した。