◆西武―オリックス(24日、ベルーナドーム)

 1番三塁で約1年ぶりにスタメン出場した西武の滝澤夏央内野手(20)が初回にいきなり二塁打を放ち、7連敗中のチームに3試合ぶりの先制点を演出した。

 プロ初のリードオフマンにも臆することなく、1ボールからオリックス・東の直球をクリーンヒット。中堅手がやや深い位置で捕るのを見ると、すかさず二塁へ向かい、ヘッドスライディングで陥れた。源田の犠打で三塁へ進み、外崎が死球で出た後、中村剛の中犠飛で生還した。中村剛は「最低限の仕事ができました」とコメントした。

 2022年に育成2位で入団した滝澤は同年5月13日に支配下選手登録され、同日の楽天戦でスタメン出場した。2軍スタートした今季は5月17日に出場選手登録されていた。