6月15日深夜放送の『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ系)で、訃報が報じられた作曲家の小林亜星さんの話題となった。小林さんは『爆笑問題の日曜サンデー』(同)にたびたびゲスト出演していた。

 田中裕二は「今回も筒美京平さんの時じゃないけど、実はこの曲もっていうのがいっぱいあるじゃない。俺がかねてから大好きなCMソングが2つあって」と話し、積水ハウスと大関酒造の名前を挙げた。加藤登紀子氏による「酒は大関」の曲を「カラオケで探すくらい」の思い入れがあるようだ。

 太田光は作曲家ばかりでなく、俳優として小林さんの主演デビュー作となった『寺内貫太郎一家』(TBS系)シリーズの思い出を語った。この作品で小林さんは、口は悪く気は短いが、根っこは優しい下町の頑固親父を熱演した。太田は「寺内貫太郎一家はみんないなくなっちゃってさ。梶芽衣子さんと、お手伝いのミヨちゃん(浅田美代子)。レギュラー陣で言ったらそのくらいしかいないんだよ。(演出の)久世(光彦)さんも(脚本の)向田(邦子)さんもいないし。(西城)秀樹さんも早かったしさ。あの一家ほぼいないのかって」と、出演者や関係者が次々と亡くなっていると寂しそうに語っていた。

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 さらに、太田は偶然にも最近「寺内貫太郎一家」のシナリオを読み返していたという。そこで、悠木千帆(樹木希林)さんが演じる「きん」の印象深いセリフがあると紹介していた。この作品の見どころは、小林さん演じる貫太郎の怒鳴り声だが、太田はものまねで再現する場面も。その場を収めるべく、最後にきんが放つ「なんだい、みんな怒っちゃって。嫌だね。親戚なんだよ。喧嘩じゃなくて笑い話にはできないかね」というセリフを太田は取り上げ、「これがもうしびれるんだよ。これは今の日本中にこのセリフを届けたいね」と言っていた。コロナ禍のストレスでピリピリとする今の日本にこそ響く言葉だと、太田は考えているのだろう。

 これには、ネット上で「これはほっこりした話だな」「やっぱり爆笑問題の世代にとっては思い入れが深い人なんだろうな」といった声が聞かれた。