10月24日に放送されたフジテレビ系の特別番組『戦闘中〜忍の逆襲〜』にプレイヤーとして登場した柔道五輪金メダリスト、ウルフ・アロン選手の「反則スレスレ」の行動に非難の声が集まっている。

 この日の「戦闘中」はウルフ選手をはじめ男子ハンドボール日本代表の土井レミイ杏利選手、元サッカー選手の本並健治、元プロ野球選手のアレックス・ラミレスなど、現役・元アスリートたちが集結。誰が勝ってもおかしくないレベルの戦いが繰り広げられていた。

 問題行動と指摘があったのは、番組中盤に行われた全員参加の強制ミッションでの出来事。プレイヤーの人数を絞るため、番組は8つの腕輪をステージに配置。制限時間内に腕輪を手に入れられなかったプレーヤーが即失格となるサバイバルゲームが行われた。

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 腕輪を探すのに時間がかかったウルフ選手は、終了5分前にステージ内の木に腕輪がかかっているのを発見。手を伸ばしても届かない場所にかかっている腕輪を取ろうと、ウルフ選手は近くにいたゲームを補佐するアンドロイド・クロウが手に持っていた棒を「貸してもらっていいですか?」と借り、木から腕輪を落とす作戦に出た。

 ウルフ選手が腕輪を落としている最中、後ろからまだ腕輪を手に入れていない俳優の片岡信和が接近した。「戦闘中」は敵プレイヤーにボールをぶつけられると失格となるルール。ウルフ選手は「やべ!逃げなきゃ」と、クロウから借りた棒を返さずにそのまま逃走した。

 そして、片岡と戦闘になった途端、ウルフ選手は棒で防御して間合いを詰めるような行動に出た。

 『戦闘中』では、番組が用意した武器やボール、盾などの防具以外の物を使うのは禁止されている。ネットユーザーは、クロウから借りた棒を戦闘に使うのはルール違反ではと指摘。「ウルフの棒は反則では?」「棒持ちながら走るのは危ない」「棒おいていけよ」「完全に棒で間合い詰めてるしこれは駄目だろ」といった声が相次いだ。

 片岡を撃破した後もウルフ選手は棒を手放さず、結果的に「棒」を持つ状態が腕輪のサバイバルゲームが終わるまで数分にわたり続いた。

 勝利も大事だが、バラエティ番組といえどアスリートならフェアプレーは必要なのでは?