26日に行われたDeNA対ヤクルトの一戦。「1-5」でDeNAが敗れた試合後、DeNA・三浦大輔監督の振る舞いがネット上で物議を醸している。

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 DeNAにとって本拠地・横浜スタジアムでの今季最終戦となった26日の一戦は首位ヤクルトが勝利して優勝マジックを「1」とし、試合終了後に2位阪神が敗れたためヤクルトのリーグ優勝が決定。そのため、球場ではまずヤクルトの胴上げが行われ、その後にDeNAの本拠地最終戦セレモニーが行われた。

 最終戦セレモニーでは監督がチームを代表してスピーチを行い、シーズンの総括やポストシーズン、来季への意気込みなどを述べるのが一般的。ただ、この日スピーチに臨んだ三浦監督は冒頭で「まずはヤクルトスワローズファンの皆様、優勝おめでとうございます」と優勝したヤクルトのファンを祝福すると、三塁側のヤクルトベンチに向かって一礼。その後スタンドのDeNAファンに今季の低迷を謝罪した上で総括や来季への意気込みを述べた。

 三浦監督の振る舞いを受け、ネット上には「スピーチの1番最初にヤクルト側を祝ってくれるとは完全に予想外」、「敵チームに祝辞を述べるのは気遣いが凄いな」、「そもそも胴上げを優先してくれてるのに、さらに監督自らお祝いしてくれるなんて泣ける」と驚きや称賛の声が寄せられている。

 一方、「今季はヤクルトにカモにされてリーグ優勝まで許してるのに優しすぎないか?」、「ドベが決まった直後に敵を祝える神経が理解できない」、「胴上げは見せられるわ、三浦監督は呑気に祝うわで散々な最終戦だ」と否定的なコメントも複数挙がった。

 「26日の試合ではヤクルトの6年ぶりリーグ優勝と同時に、DeNAの6年ぶり最下位が決定。今季のDeNAは同戦を含めて『6勝17敗2分』とヤクルトに2ケタ以上の白星を与えており、このことが両軍の明暗を分ける結果にもなりました。こうした背景もあってか、最終戦セレモニーで真っ先にヤクルト側を祝福した三浦監督の姿勢に不満を抱いたファンは少なからずいるようです。ただ、こうしたファンの反応に対しては『お互いに全力を尽くした相手を労うのは別におかしなことではない』、『目の前の相手を素直に称えることの何がいけないのか』といった疑問の声も挙がっています」(野球ライター)

 今季は開幕直後から最下位に沈み、優勝はおろかAクラス争いにもほとんど絡めなかったDeNA。目の前で胴上げを許した屈辱をどのようにバネにしていくのか、来季以降の三浦監督の采配にも大きな注目が集まりそうだ。

文 / 柴田雅人