2016年から楽天でプレーし、今季までに「230試合・.220・9本・44打点」といった通算成績を残しているプロ6年目・24歳のオコエ瑠偉。1日、左ひざの手術を受けたことを球団が発表した。

 球団公式サイトはこの日、オコエが11月30日に千葉県内の病院で「左膝関節軟骨欠損症に対する自家軟骨移植術」を受けたことを発表。今後の予定については「リハビリの状況を見ながら復帰を目指す」と記載されている。

 今季のオコエは後半戦がスタートした8月13日・西武戦で2シーズンぶりの一軍出場を果たしたが、同日以降の成績は「42試合・.223・0本・6打点」と振るわず10月15日に二軍落ち。そこから再昇格はないままシーズンを終えたが、11月22日の契約更改では現状維持の年俸1000万円(推定)でサインしていた。

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 オコエの手術発表を受け、ネット上には「初めて聞く名前の手術だな、どれくらいで復帰できるかも予想がつかない」、「移植した軟骨がすぐに馴染むとは思えないし、回復までは数か月単位かかるんじゃないか」、「ニュースとか見ても全治期間伝えられてないし、下手したら来季開幕もアウトなのでは」と長期離脱を危惧する声が寄せられている。

  同時に、「オコエまた故障かよ、一体何回したら気が済むのか」、「負ってしまった怪我を悔やんでもしょうがないんだけど、さすがにプロ入りからここまで故障が多すぎる」、「今年に至っては手術2回目だから開いた口が塞がらない」といった呆れ声も数多く挙がった。

 2015年ドラフトで1位指名を受け楽天に入団したオコエは、翌2016年4月に右ひじ痛で一時戦線を離脱。これ以降は右手薬指靭帯損傷(2017年2月)、右大腿二頭筋損傷(2018年5月)、左内腹斜筋損傷(2020年3月)とほぼ毎年故障離脱しており、今季も2月に受けた「左手関節TFCC縫合術」の影響で6月末まで実戦から離れていた。

 「オコエは故障の多さに加えて寮の門限破りや奇抜な髪型など素行面で悪目立ちしていることでも知られる選手。昨オフの契約更改では石井一久監督から『そろそろ出てこないと彼自身の野球人生が苦しくなってくる』と厳しい言葉をかけられましたが、今季も故障で出遅れ復帰後も結果を出したのは数試合のみとサッパリでした。契約更改で減俸を免れたことを考えると、球団側もまだ完全に見限ってはいないようですが、来季も長期離脱・不振が続くようならいよいよ戦力外となる可能性もゼロではありません」(野球ライター)

 一軍復帰直後の8月は「.279」とまずまずの月間打率を残したことから、当時は「とうとうやる気を出してくれたのか」と期待の声も多数寄せられていたオコエ。来季故障を完治させ、再び8月のような活躍を見せることはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人