野球解説者の金村義明氏(元近鉄他)が、15日放送の『金村義明のええかげんにせぇ〜!』(MBSラジオ)に生出演。阪神のプロ6年目・29歳の糸原健斗にまつわる発言がネット上で話題となっている。

 番組で金村氏は12〜14日に行われ阪神が3連敗を喫した中日戦の感想を複数選手の名を挙げつつ話した。その中で、「4-5」で惜敗した14日の試合に「6番・二塁」で先発した糸原の守備を酷評した。

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 金村氏が問題視したのは、「0-1」と阪神1点ビハインドの3回表2死三塁でのこと。阪神先発・ガンケルは中日・阿部寿樹に二塁ベース右側へ転がる二ゴロを打たせたが、スライディングしながらグラブを出した糸原はこの打球を弾いてしまい捕れず。ボールが中堅方向へ転々とする間に三走は悠々と本塁に生還した。

 糸原が弾いた打球は記録上は阿部のタイムリー中安となったが、金村氏は「阿部がいい当たりじゃなかったけどヒットついて(たけど)、いい当たりじゃない強襲ヒットってある?」と、打球自体は平凡だったとため息をついた。

 金村氏は続けて、「スロー見たら、糸原二遊間にスライディングして(グラブの)土手に当たってるわけよ。俺から見たらエラーやからな」とコメント。グラブの出し方を誤った、記録に残らないエラーともいえる守備だったと苦言を呈した。

 この金村氏のコメントを受け、ネット上には「確かにあれは糸原のエラーが妥当、普通の二塁手ならアウトにできたはず」、「一歩目の反応が遅いわ、グラブの出し方も悪いわでただただ呆れた」、「あの拙守がなければ試合は計算上同点で、延長で勝ち越せてた可能性もあったって考えると本当に致命的だったな」と同調の声が寄せられた。
 
 糸原への呆れ声が相次ぐ中、ファンの間ではその糸原を重用する矢野燿大監督への不満も高まっている。今季の糸原は14日終了時点でチームワースト3位の7失策とミスがかさんでいる上、打撃でも「.248・2本・30打点」と特に目立った数字は残せていないが、矢野監督は二、三塁スタメンを軸に101試合(全109試合中)で起用している。矢野監督は二塁、三塁、遊撃を守れるため使い勝手がいい点、打てなくても球数はある程度稼げる点を評価していると考えられるが、ネット上には「複数ポジ守れて粘れるってメリットと、拙守で味方の足引っ張るデメリットが釣り合ってない」、「3割打てるならまだ目を瞑れるけど、2割中盤程度しか打てないんだったら使う意味薄くないか」といった意見も散見される。

 金村氏やファンからやり玉に挙げられてしまった糸原。次カード以降の試合で汚名返上のプレーを見せることはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人