2日に行われた広島戦に「3-0」で勝利し、今季成績が「66勝75敗2分・勝率.468」で確定した中日。試合後に報じられた立浪和義監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 報道によると、試合後に取材に応じた立浪監督はセ・リーグ最下位に沈んだ今季の戦いを総括。その中で、今季序盤に物議を醸したプロ6年目・28歳の京田陽太の処遇について「チームを締めるために、刺激を入れるためにも京田をああいう形にした」と真相を明かしたという。

 立浪監督は5月4日の敵地DeNA戦で空振り三振、打球後逸など攻守に精彩を欠いた京田に5回表、代打を送りそのままベンチ内で名古屋・二軍への強制送還を指示。実際に京田は翌5日に登録を抹消された。ネット上で酷ではという意見もあったこの処遇の理由について、立浪監督は当時「もう戦う顔をしていないんで外した」とコメント。同戦前時点で「.157・2本・7打点」と不振を極めていた京田に闘志や覇気が感じられなかったためと説明していた。

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 今回の立浪監督のコメントを受け、ネット上には「あの懲罰降格って見せしめだったの? それは京田が可哀想すぎない?」、「選手を苦戦のスケープゴートにするなんて人間性を疑うんだが」、「チームを引き締めるために、たまたま不振だった京田をいいように利用したのは納得いかない」といった批判が相次いだ。

 京田冷遇の真相に不満の声が集まる中、一部からは総括の中で飛び出た別のコメントも問題視されている。報道陣から今季の収穫について聞かれた立浪監督は、「収穫あるかな…。何かありますか?」とこれといった好材料は思いつかないという旨をコメント。これを受け、ファンの間からは「頑張ってた選手もいるのに収穫ナシ扱いは失礼では」、「岡林(勇希/外野手)とか高橋(宏斗/先発)とか、今季台頭した選手もいるにはいたのに…」といった反論も上がっている。

 総括の最後に「秋からもう1回しっかりと出直して、とにかく皆さんの期待に応えられるようなチームをめざしてわれわれスタッフ、選手を含めて頑張っていきます」と秋季キャンプからの出直しを誓った立浪監督。ファンの期待を裏切った今季の経験を来季以降に活かすことはできるのだろうか。

文 / 柴田雅人