3日に行われ、ヤクルトが「8-2」で勝利したDeNA戦。ヤクルト・高津臣吾監督の試合後の発言がネット上で物議を醸している。

 この日が今季レギュラーシーズン最終戦だったヤクルトは、試合後に行われたセレモニーで高津監督がスタンドのファンに向けてスピーチ。高津監督は12日から予定されるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージへの抱負や、同戦が引退試合となった内川聖一、坂口智隆、嶋基宏への惜別の言葉などを語った。

 問題となっているのは、スピーチの終盤で口にしたDeNAファンへのコメント。DeNAはファイナルへの切符をかけ8日から阪神とCSファーストステージを戦うが、高津監督は「これからCS始まりますけども、10月12日、またここでお待ちしております。ぜひ、素晴らしい戦いをしましょう」と、早くもCSファイナルでいい戦いをしようと呼びかけた。

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 この高津監督のコメントを受け、ネット上には「これ遠まわしに阪神のこと煽ってるだろ」、「阪神負け前提でDeNAにエールか、馬鹿にしやがって」、「阪神がファースト突破できないって決めつけてるのか? なんかムカつくコメントだな」、「あくまでリップサービスだとは思うが、阪神を見下してるような発言でふざけるなとかしか思えん」といった阪神ファンからの批判が寄せられた。

 阪神側を刺激している高津監督のコメントだが、一部からはリップサービスではなく本気なのではという指摘も上がっている。今季のヤクルトはDeNA相手に「16勝9敗」と大勝ちした一方、対阪神は「13勝11敗1分」とかろうじて勝ち越し。チーム(2.67)、先発(2.81)、救援(2.39)防御率でいずれもリーグ1位の阪神投手陣に苦戦を強いられた。ネット上には「相性考えたら阪神に上がって来られるのは怖い」、「ギリ勝ち越しの阪神より、カモのDeNAと戦いたいのは当たり前では」といった意見も散見される。

 2位DeNAが順当に突破するのか、それとも3位阪神が下剋上を見せるのか。8日からのCSファーストは大きな注目を集めそうだ。

文 / 柴田雅人