8日からクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージのDeNA戦に臨む予定の阪神。5日に伝えられた矢野燿大監督のコメントがネット上で物議を醸している。

 報道によると、本拠地甲子園で全体練習が行われた4日に取材に応じた矢野監督は、8日のCS初戦に投入する先発について「当日まで楽しみにしとけば。勝手に想像してくれたらええやん」とコメント。同戦はこれまで今季投手3冠(最多勝、最優秀防御率、最高勝率)に輝いたエース・青柳晃洋の先発が確実とみられていたが、矢野監督は誰を使うか明言せずけむに巻いたという。

 2019年からチームを率いる矢野監督はこれまで開幕投手はもちろん、交流戦明け初戦や後半戦開幕といった節目の試合でも誰を使うか事前に堂々と明かしてきた指揮官。今季も交流戦明け初戦の6月17日・DeNA戦に青柳を先発させることを、4日前の同月13日に早々に公言している。

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 今回の矢野監督のコメントを受け、ネット上には「矢野監督の様子がおかしい、一体何を考えてるのか」、「は? まさか青柳を初戦先発から外すつもりなのか?」、「本命視されてる青柳先発を明言しない、ってことは別投手を投入する腹積もりなんだろうか」、「才木(浩人)抜擢とかリリーフ陣の誰かをオープナーとか、奇襲用の策も無くはないが…」といった驚きの声が上がった。

 これまでとは違う矢野監督の様子が話題となる中、現段階ではまだ青柳の起用に迷っているのではと憶測も上がっている。青柳は今季「24登板・13勝4敗・防御率2.05」と文句なしの好成績をマークしたが、対DeNAは「6試合・3勝1敗・防御率3.18(対戦8球団中ワースト)」と苦戦。戸柱恭孝(.500)、佐野恵太(.357)、神里和毅(.300)など、特に左打者に打ち込まれている。ネット上には「青柳を不得手なDeにぶつけるべきか悩んでるのでは」、「左打者並べたオーダーを組まれることを恐れてる説もない?」といった見方も散見される。

 順当に青柳を先発に立てるのか、それとも予想を裏切る別投手起用に踏み切るのか。予告先発発表日の7日までファンの注目は続きそうだ。

文 / 柴田雅人