6日に行われ、日本が「1-1(PK1-3)」で敗れたW杯決勝トーナメント1回戦・クロアチア戦。先発フル出場した遠藤航の試合後コメントがネット上で物議を醸している。

 日本は前半43分にショートコーナーの流れから前田大然がゴールを奪い先制したが、後半10分にイヴァン・ペリシッチにヘディングシュートを決められ同点に追いつかれる。その後試合は「1-1」のまま延長戦でも決着がつかずPK戦へ突入したが、日本は1人目・南野拓実、2人目・三笘薫、4人目・吉田麻也の3人がクロアチアGKのドミニク・リバコビッチに阻まれ敗戦となった。

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 明暗を分けたPK戦について、遠藤は試合後インタビューの中で「PKのキッカーはチーム内でどのような話し合いがあったのでしょうか?」という質問を受ける。これに対し遠藤は「いやもうほんと、蹴りたい人が蹴っていくって感じです」と、その場で希望した選手から順番に蹴っていく形だったとコメントした。

 この遠藤のコメントを受け、ネット上には「誰が蹴るかその場で決めさせたってマジかよ、無策すぎるだろ」、「森保監督さあ、大事なキッカー決めを選手に丸投げはダメだろ」、「PKの内容や遠藤コメントを踏まえると、首脳陣はPK対策ができてなかったとしか思えないな」、「選手らには申し訳ないがPK下手くそすぎだろ、南野とか助走の時点でコースバレバレだったぞ」と、森保一監督ら首脳陣への批判が相次いだ。

 「南野、三笘、吉田がそれぞれキックを止められたクロアチア戦のPKですが、三笘のキックはゴール左隅のコースでスピードもある程度は出ていた一方、南野はGKと右ポストと中途半端なコース、吉田は三笘よりわずかにGK寄りのコースでスピードも中速でした。中途半端な形で止められたキッカーが多かったこともあり、首脳陣はPK戦の対策・練習を怠っていたのではと不満を抱いたファンは少なくないようです。対策を何一つやっていなかったということはないのでしょうが、遠藤が試合後インタビューで『チームとしてPK戦になってしまったというところが敗因なのかなと思います』と口にしていることも含めると、決勝トーナメント以降でしか採用されないPK戦対策にはそこまで時間を割けなかった可能性はあるのでは」(スポーツライター)

 2018年ロシア大会に続き、2大会連続でベスト16敗退となった日本。悲願のベスト8入りはアメリカ・カナダ・メキシコが共催する2026年大会以降に持ち越しとなっている。

文 / 柴田雅人