明治安田J1リーグアルビレックス新潟はホームで広島と対戦。前半に退場者が出たことから一人少ない状態で戦うことを余儀なくされますが、試合終了間際のゴールで貴重な勝ち点1を手にしました。

青空のもとデンカビッグスワンスタジアムには今シーズン最多となるおよそ2万6000人の観客が駆け付けました。

【齋藤正昂アナウンサー】
「アルビは前節からスターティングメンバーを5人変更。前線の選手を4人入れ替えてここまで無敗の広島を迎え撃ちます」

中2日で次節を控えるタイトな日程のなか、広島と対戦したアルビ。

ホームで勝利し上位浮上に繋げるべく序盤から果敢にシュートを放ちます。

小野や長谷川など、前節から変わってスタメンに入った選手を中心に攻め込みますが得点を奪えずにいると、前半33分。

早川の守備にレッドカードが出され退場に。

1人少ない状況のなか、なんとか持ちこたえる時間が続くアルビでしたが後半25分。

広島のコーナーキックから最後は荒木に頭で押し込まれ、ついに先制を許してしまいます。

敗戦ムード漂うスタジアム…しかし選手たちは最後まで諦めていませんでした。

後半アディショナルタイム、右サイドから素早いカウンターをしかけるダニーロ。

クロスは相手にはじかれますが、こぼれ球に高木。

高木の今シーズン初ゴールで土壇場で追いついたアルビ。

劣勢のなか、貴重な勝ち点1を手にし試合後にはサポーターから惜しみない拍手が送られました。

【高木善朗選手】