『こち亀』作者・秋本治 『鉄腕アトム』に受けた衝撃「アトムの顔がそのままでしゃべる」

日テレNEWS NNN6/7(土)6:35

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』などを手掛けた、漫画家の秋本治さんが5日、第29回手塚治虫文化賞の記念トークイベントに登場。『鉄腕アトム』のアニメを見たときの衝撃などを振り返りました。

手塚治虫文化賞は、マンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫さんの業績を記念し、志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、手塚プロダクションの協力で、1997年に創設。秋本さんは今回、選考委員を務めました。

イベントに登場した秋本治さん

手塚治虫さんが手がけたアニメについて秋本さんは「手塚プロ(手塚プロダクション)がアニメを作り出したということで、あれがあったからこそ今のアニメの基準になって、いいものができている。長編をずっと作り出していたら、名作はできていたかもしれないけど、毎週やるというシステムはできていなくて、あれをやったのが手塚先生なんですね」と振り返りました。

さらに、秋本さんは「スタッフロールの名前がすごくいっぱい出るんですよ。“アニメってこんなにいっぱいの人で作ってるんだ。でも、知っている人誰もいないね”って友達とそういう話をしていて。その後、わんわん忠臣蔵ぐらいから“手塚治虫”って名前が出るんですよ、長編アニメに。“手塚さんが関わっているんだ”ってすごく興味を持っていた」と明かしました。

そして、1963年に放送された『鉄腕アトム』のアニメを見た際には「『鉄腕アトム』の第一回の放送をたまたま家で見たんですけども、“アトムがしゃべった”っていうのが大きいんですよ。動くよりもしゃべったり何かすることが、漫画の絵と全く同じだね。当時は漫画を原作にアニメにしても絵が変わるんですよね、アニメ用に。ところが手塚治虫さんは自分で描いていたので、アトムの顔がそのままでしゃべるんですよ」と、当時受けた衝撃を熱く語りました。

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