20日、将棋の叡王戦五番勝負第2局が行われています。藤井聡太八冠が勝てば、およそ62年前にうちたてられた、タイトル戦の対局の最多連勝記録に並びます。

叡王戦第2局は石川県加賀市で行われていて、藤井聡太八冠は挑戦者に伊藤匠七段を迎え、叡王戦4連覇を目指しています。

藤井八冠は、去年9月の王座戦第2局からタイトル戦の対局で負けがなく、勝てば、大山康晴・十五世名人が1962年に達成した歴代最多「17連勝」に並びます。

藤井八冠は対局を前に「連勝は運の要素もあり、いつも通りの気持ちで臨みたい」と語っていて、対する伊藤七段は「先手番なのでうまく主導権を握れる展開にできれば」と話しています。

注目の第2局は夜までに勝敗が決まる見通しです。