将棋の叡王戦第2局で藤井聡太八冠は敗れ、タイトル戦最多連勝記録とはなりませんでした。

先に3勝した方がタイトルを獲得する叡王戦五番勝負の第2局は20日午前9時から、石川県加賀市で行われました。藤井聡太八冠は挑戦者に伊藤匠七段を迎え叡王戦4連覇を目指しています。

藤井八冠は去年9月の王座戦第2局からタイトル戦の対局で負けがなく、20日の対局で、大山康晴・十五世名人が1962年に達成した歴代最多記録「17連勝」に並ぶか注目されていました。

対局は午後6時すぎ伊藤七段が87手で藤井八冠を投了に追い込み、3回目の藤井八冠への挑戦で初勝利をあげました。

藤井八冠の連勝は「16」でストップです。

これでお互い1勝1敗となった叡王戦五番勝負。第3局は来月2日に名古屋市で行われます。