歴代最多となるタイトル戦17連勝をかけて臨んだ将棋の叡王戦第2局。藤井聡太八冠は敗れ、連勝記録は16でストップしました。

先に3勝した方がタイトルを獲得する叡王戦五番勝負。藤井聡太八冠は挑戦者に伊藤匠七段を迎え、4連覇を目指しています。

藤井八冠は去年9月からタイトル戦の対局で負けがなく、20日の第2局で歴代最多「17連勝」に並ぶか注目されていました。

対局では午後6時すぎ、87手までで藤井八冠が投了し、伊藤七段が藤井八冠から初勝利をあげ、藤井八冠の連勝は「16」でストップ。歴代最多記録には一歩及びませんでした。

伊藤七段

「1つ結果が出たことは良かったですけどまだ番勝負は続くので、引き続きがんばりたい」

藤井八冠

「(連勝ストップ)それ自体は仕方ない事だと思います」「今後も名人戦含めて対局が続くことになるので、いいコンディションで臨めるようにしていきたい」

これで、お互い1勝1敗となり、第3局は来月2日に名古屋市で行われます。