21日午前、東京・練馬区で2歳くらいの女の子が車の後部座席で窓に首を挟まれ、死亡しました。窓はスイッチを押すと開閉できるパワーウインドーとみられ、母親からは「首を挟まれ抜けない」と通報があったということです。

   ◇

車の窓で起きた痛ましい事故。警視庁によると、現場は東京・練馬区の住宅街。母親からの通報でした。

母親(30代)

「子供が車の窓に首を挟まれ抜けない」

首を挟まれたのは、2歳くらいの女の子です。

目撃者

「そのあたりかな、左側に(車が)とまっていた」

当時、とまっている車と、母親とみられる女性を目撃したという男性。

目撃者

「お母さんが、警察か救急に連絡をしていた感じ」

──お母さんの状況は?

目撃者

「お母さん、結構取り乱していました」

事故当時、親子は車に2人で乗っていて、母親は運転席に、女の子は運転席の後ろの座席に乗っていたといいます。女の子は意識不明の状態で病院に搬送され、その後、死亡が確認されたということです。警視庁は、母親から話を聞くなどして、事故の経緯を調べています。

   ◇

親子が乗っていた車の窓は、パワーウインドーとみられ、スイッチで開閉することが出来る一般的なものです。小さな子をもつ親からは…

4歳と1歳の子がいる二児の母

「上は4歳の子。4歳の子は自分で(開閉を)やりたがる。座ったままでもできちゃう。顔は出さないけど、開け閉めはできる。『危ないからやらないで』と言っている」

0歳児の母

「(子供は)0歳です。日々できることが増えていくので、油断できない」

   ◇

パワーウインドーの閉まる力の強さを知ってもらおうと、日本自動車連盟(JAF)が公開している映像では、ごぼうと大根がそれぞれ簡単に切れるほどの力があることが分かります。(※車種によって差があります)

子供たちが巻き込まれることのないよう、気をつけるべきこととは…

JAF東京支部・JAF認定セーフティアドバイザー 由水雅也さん

「子供が窓のスイッチを押したとしても、窓が開かないように、ロックスイッチを起動させてほしい」

窓のロックスイッチとは、運転席にあるボタンで、パワーウインドーの車には基本的に備えられていて、これを押すと、他の座席の窓はスイッチを押しても開閉することができなくなります。

JAF東京支部・JAF認定セーフティアドバイザー 由水雅也さん

「窓から顔や手を出さないような、環境づくりが必要」

窓のロックスイッチをかけるよう心がけているという母親は…

4歳と1歳の子がいる二児の母

「できるだけかけるけど、かけられていない時もあると思う。絶対ウインドーロックするようにします」

小さな子どもが乗る場合、ドアのロックはもちろん、窓のロックスイッチをかけることも大切です。