【速報】両陛下、広島市の豪雨土砂災害の被災地で黙礼 2014年土石流のため23人が亡くなった安佐南区八木地区を訪れ

日テレNEWS NNN6/20(金)10:50

19日から広島県訪問中の天皇皇后両陛下は、広島市安佐南区を訪れ、11年前の豪雨土砂災害のため23人が亡くなった地区で黙礼されました。

天皇皇后両陛下は20日午前10時半すぎ、広島市安佐南区八木地区の小原山砂防堰堤を訪問されました。

広島市では2014年8月、線状降水帯の停滞により局地的な豪雨が続き、大規模な土石流が多発するなど、166か所で土砂災害が発生しました。

この影響で災害関連死を含め、77人が死亡、69人がケガをし、およそ4700棟の住宅に被害が出ました。

安佐南区八木地区は阿武山の裾野に広がる住宅地で、このあたりでは大規模な土石流で、住宅8棟に住んでいた23人が亡くなっています。

両陛下が立たれている場所にも、被災前は住宅が建ち並んでいました。

被災の4か月後には天皇皇后時代の上皇ご夫妻がこの地区を訪れ、被災状況を視察し、被災者を見舞われています。

両陛下は、国土交通省中国地方整備局の局長らから当時の被災状況や、土石流被害を受け整備された砂防堰堤の機能について、説明を受けられました。

2014年12月に策定された整備計画に基づき、国土交通省は防災、減災のため30渓流40基の砂防堰堤を整備しました。小原山砂防堰堤はその中でも最大級のものになります。

そして両陛下は、土石流で犠牲者が出た方向に向かって黙礼されました。

土石流は阿武山の山裾を流れる渓流沿いで発生しました。両陛下は土石流が流れてきた上流にあたる方向に向かい、犠牲者を悼み、深く頭を下げられました。

また、下流にあたる方向には最も被害が大きかった県営緑丘住宅がありました。両陛下は、下流に向かって再び黙礼されました。

両陛下は、この後、この地区に造られた「広島市豪雨災害伝承館」を訪問されます。豪雨災害の記憶を教訓として次世代に継承するための施設で、当時の被災状況などについて説明を受けるほか、家族を亡くした被災者らと懇談されます。

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