部活おわりにマスクをし会話していたのに感染した事例、マスクをしアクリル板も設置、換気もしていたのに感染した不動産会社の事例。マスク着用が感染予防に効果的なのは間違いないのですが、問題は変異ウイルスです。感染を防ぐには。

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■マスク着用、換気もしていたのに感染した事例

有働由美子キャスター「きょう皆さんに注目していただきたいのは『マスク着用でも感染ナゼ?』。西村大臣が会見で強調したのが『マスクしていたら大丈夫ではない』ということなんです。マスクについては東京都が先週行った若者への緊急アンケートでこんな結果が出ました。緊急事態宣言が出ている中、外出する理由は、『マスクをしているから大丈夫だと思う』と答えた人が、全体のおよそ“3分の1”を占めていたんですが、マスクをしていても大丈夫ではないのは、なぜ」


小野高弘・日本テレビ解説委員国際部デスク「なぜなら、こういう事例があるんです。一つは、中高生が、部活が終わったあと屋外で輪になってジュースを飲んでいて、マスクをつけて会話していたそうです。でも、感染してしまった。近い距離で話していると、感染するリスクは十分にあるということです」

「もう一つ、ある不動産会社で従業員と利用客あわせて7人が感染した事例です。従業員も客もマスクをしていて、カウンターにはアクリル板も設置、換気もしていたということなんです」

「マスク着用が感染予防に効果的なのは間違いないです。が、問題は変異ウイルスです。東京では、感染者のおよそ6割が変異ウイルスとなっています。変異ウイルスは従来のものよりウイルスの量が多くて、さらに人の細胞にくっつきやすい。だから感染しやすいと考えられているんです。今回紹介したケースが変異ウイルスかどうかはわからないですけれど、相当、気をつけないといけないということです」

■てごわい変異ウイルス、予防の方法は

有働キャスター「これまさによくあるシーンです。どうすれば感染を防げるかというと」


小野デスク「感染症学がご専門の国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授に聞いたところ、輪になって話して感染したケースは『マスクして距離をとって、小さな声で短時間に』、2メートル離れれば感染のリスクをかなり減らせるそうなんです」


有働キャスター「2メートルも離れたら、小さい声だと聞こえづらいと思います。近くでしゃべる時は、隣にいるけどSNSで会話するのか、というふうになっちゃいますよね」


小野デスク「それぐらいてごわいということなんです。不動産会社での打ち合わせのケースでは、松本教授は、換気がどこまで十分だったか、ということが気になるそうです。その場合『風の流れを感じるくらい、窓を開けっ放しに』する必要があります」

「仕事で、車や電車で長時間同僚と移動することもあると思うが、距離が近いと感染リスクがありますから、『車内ではしゃべらない』ことが大事です。マスクはもちろん基本です」

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有働キャスター「マスクは自分が感染しないということもそうですが、相手に感染させないという思いやりでもあります。これから暑くなってしんどくなる時期ですけれども、可能な方はできるだけマスクをつけて、せっかくつけるなら、隙間ができないようにするなど正しくつけるよう、心がけていきましょう」

(5月3日『news zero』より)