【解説】林氏“2強”を猛追…今後のカギは議員票 総裁選の行方は? 自民党員を独自調査

日テレNEWS NNN10/2(木)6:33

【解説】林氏“2強”を猛追…今後のカギは議員票 総裁選の行方は? 自民党員を独自調査

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日本テレビは、自民党総裁選で党員票が勝敗に大きく関わることから、動向を探るため、党員・党友と答えた方を対象にした独自の電話調査を行いました。

立候補を表明した5人のうち誰を支持するかたずねたところ、高市早苗氏が35%でトップ、小泉進次郎氏が28%で続き、林芳正氏が23%などとなりました。

党員・党友票について各候補への支持がどう推移してきたか、そして今後のカギとなる国会議員票もあわせ、総裁選の行方について小栗泉・日本テレビ特別解説委員が解説します。

■差を縮めた林氏 小泉陣営、高市陣営の反応は?

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日本テレビは党員・党友と答えた方を対象とした調査を、これまでに3回行いました。各候補への支持がどう推移してきたかをみていくと、小泉氏は2回目の調査で4ポイント減らしましたが、今回は変わらず28パーセント。

高市氏は2回目で6ポイント増やしましたが、今回は1ポイント増でした。

今回最も変化があったのが林氏で、6ポイント増やして2人との差が縮まりました。

──この傾向、どう分析したらいいのでしょうか?

高市陣営の議員からは「思ったより伸びない。これだと決選投票でもきつい」という声や「一定の支持者もいるが、反・高市も根強い」という声が聞かれました。

──2位の小泉氏には、ステマと指摘された問題や、神奈川県の党員らの数が訂正されたことから、ネット上で批判が拡散されるといったこともありましたね。

それだけに小泉氏の陣営には不安の声も広がっていましたが、陣営からはこの結果に「ホッとした」「なんとか持ちこたえた。まだ気は抜けないけどね」という声のほか、「ネット上で荒れているが、党員は高齢の方が多く、そうした報道に影響されないのでは」という見方もありました。

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一方、激しく追い上げている林氏の陣営は勢いづいています。「討論会での対応力など、林さんいいねと伝わっているのでは。盛り上がっているねというのもアピールしていく」という声が聞かれました。

また他陣営からも、「小泉さん、高市さんはどうなんだろう、と思った人が林さんに流れているんだろう」という分析も、聞かれました。

■今後は国会議員票がカギに

──残りわずかとなった総裁選の行方はどうなるのでしょうか?

自民党は10月1日午前までに投票はがきを投函(とうかん)するよう呼びかけていて、党員・党友票をめぐる争いは事実上、終わっています。

そのため今後は国会議員票がカギとなるので、あわせて見ていきましょう。

まず、今回の調査をもとに、各候補の支持率を党員票295票に換算してみると、高市氏が110票、小泉氏が88票、林氏が72票と続きます。

ここに、日本テレビの取材をもとに国会議員票を積み上げます。

小泉氏が70を超える票、林氏が50を超える票、高市氏が40台半ばの票と、競り合う小泉氏と高市氏を、林氏が激しく追い上げる展開となっています。

ただ、態度を明らかにしていない議員は70人弱いて、情勢は変わる可能性があります。

■決選投票の組み合わせは?

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──そうなるとやはり、決選投票の可能性が高いのでしょうか?

現時点では、1回目の投票ではどの候補も過半数には届かず、上位2人の決選投票となる公算が大きくなっています。

では誰が決選投票に進むかというと、態度を明らかにしていない議員がどう動くかなどによって、上位3人による組み合わせの可能性があると言えそうです。

──自民党総裁選の投開票は、10月4日土曜日に行われます。

(10月1日放送『news zero』より)

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