フランス・パリで有数の観光名所となっている「ムーランルージュ」の巨大な風車の羽根が、25日、地面に落下しました。

パリ、モンマルトルにある観光名所の「ムーランルージュ」。シンボルである巨大な風車の羽根がなくなっています。

ロイター通信によりますと25日未明に羽根がまるごと建物から落下しました。羽根は折れ曲がって大きく破損しましたが、落下したとみられる時間にはショーは行われておらず、ケガ人はいませんでした。原因は分かっていません。

「ムーランルージュ」は1889年に建てられ、“世界で最も有名なキャバレー”とも言われ、ダンサーたちが一斉に足を上げる「フレンチカンカン」の発祥の地としても知られています。