アメリカのサリバン大統領補佐官は19日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談し、パレスチナ自治区ガザ地区南部ラファへの大規模な地上侵攻について自制を求めました。

ホワイトハウスによりますと、イスラエルを訪問しているサリバン大統領補佐官は19日、ネタニヤフ首相と会談し、ガザ地区南部ラファへの大規模な地上侵攻に反対するバイデン大統領の立場を改めて伝えました。会談では、民間人の被害を最小限に抑えながら、イスラム組織ハマスの敗北を確実にする方法を協議しました。

アメリカは17日からガザ地区の海岸に桟橋を建設し、海上から人道支援物資の搬入を始めました。サリバン補佐官はガザ地区に支援物資を確実に届けるため、陸路に加え海上からの搬入を含めた具体策を提案したとしています。