大型弾薬庫の建設が予定されている陸上自衛隊大分分屯地を立憲民主党の議員らが視察しました。

国は2023年度、長距離ミサイルなどを保管する大型弾薬庫を全国に新設する予定で、大分市鴛野の大分分屯地では2棟の弾薬庫の建設が計画されています。

11月に1つ目の工事が始まるのを前に立憲民主党の議員ら17人が視察し、攻撃を受けた時やミサイル暴発時の対応についてなど質問しました。

防衛省の職員5人が応対し、大分分屯地からのミサイルの発射はないとしたものの、弾薬庫の規模などについては回答が得られなかったということです。

立憲民主党 吉川元 衆議院議員

「立憲民主党としては市議団、県議団含めて市や県の方にも住民の説明会をしていただいて、求めていただいて文書のほうにも答えていただきたい」

弾薬庫をめぐっては市民団体が大分市に建設中止を求めています。

建設工事は11月から始まる予定です。