2016年に起きた熊本地震から8年です。

いつ起きるか分からない大地震。防災グッズの備えにも変化が起きているようです。

2016年の熊本地震では4月14日の夜に前震が、16日未明に本震が発生し、大分県内では別府市と由布市で震度6弱、大分市でも震度5弱を観測しました。

関連死を含めて熊本・大分で276人が犠牲となり、このうち県内では、由布市内で被災した3人が関連死に認定されています。

別府市は4月16日を含めた10日間、市内16の店と協力して防災フェアを開催しています。

こちらのホームセンターにはおよそ100点の防災グッズが並びます。

中でも、最近購入する人が多いのが…

江藤アナウンサー

「大きな地震が発生した直後だけでなく、長期間にわたる避難所生活を見据えた商品を購入する人が多いそうです」

ドライシャンプーや、からだ拭き、組み立て式の簡易トイレも個人で購入する人が増えています。

さらに。

グッデイ別府店 橋口耕太さん

「ポータブル電源の問い合わせが増えている。以前はアウトドアでの購入が多かったが、今は災害が多い」

災害時にも情報を確認できるスマートフォンは今や、必需品。

停電時にも使えるよう備える人が多いそうです。

グッデイ別府店 橋口耕太さん

「季節によっても必要なものは変わってくる。寒い時期と暑い時期とで想定をしてそれぞれの時期で必要なものをチェック」

いつ起きるかわからない大災害。

2024年の年明けに能登半島地震が起きたこともあり、万一に備える人も多いということです。