次の衆院選大分3区について社民党本部は元大分市議の女性を独自に擁立することを内定しました。

しかし、社民党大分県連はこの女性の擁立には反対の姿勢を示していて、混乱が広がっています。

社民党県連 馬場憲明幹事長

「組織状況・財政状況からして選挙区を戦うことはかなり厳しい。これまでのように5者の連絡会議等々も尊重しながら(考えていく)」

社民党大分県連は5月21日、常任幹事会を開き、社民党本部が大分3区での擁立を内定している元大分市議の小野祥美さんについて大分県連としては擁立しない方針を確認しました。

過去の国政選挙では、立憲民主党や連合大分との選挙協力を長年続けてきた経緯もあり、今後もその協力態勢を続けていきたい考えです。

社民党大分県連によりますと、小野さんは党本部の内定を受け出馬に意欲を示しているということです。

大分県連は党本部に改めて考えを伝えていきたいとしています。

大分3区は自民党現職の岩屋毅さんに対し、立憲民主党からは元由布市議の小林華弥子さん、参政党からは矢竹ゆかりさんが出馬する見込みです。