相次ぐ特殊詐欺事件を未然に防ぐため、大分県警や金融機関などが会議を開き、より連携を強めていくことを改めて確認しました。

この会議は、特殊詐欺などの被害を防ぐために定期的に開かれていて、大分県警や財務省、金融機関から35人が出席しました。

大分県警によりますと、大分県内では2024年、4月までに特殊詐欺事件が54件起きていて、被害額は1億円ほど減っていますが、SNS型投資・ロマンス詐欺と呼ばれる事件の被害額が先月までの4カ月間で4億5000万円あまりに上っていて、すでに2023年1年間の被害額を大幅に上回っています。

大分県警は電話やSNSでお金の話が出た時には詐欺を疑い、家族や警察に相談してほしいと呼びかけています。