(下野アナ)

今年もビールが飲みたくなる季節がやって来ましたね。

気温とビールの関係について気象予報士の上岡さんに解説してもらいます。

(気象予報士・上岡さん)

そもそもビアガーデンというのは、夏に期間限定でオープンする屋外の飲食店を指し、本場ドイツが発祥の文化です。

19世紀にドイツ・ミュンヘンの醸造所の木陰で、ビールを提供し始めたことが起源だと言われています。

下野さん、ビールが飲みたくなる温度って何度以上か知っていますか?

(下野アナ)

25℃の夏日超えたぐらいですか?

(気象予報士・上岡さん)

実は外気温が22℃以上と言われています。

さらに気温が上がって28℃を超えると、ビアガーデンに行きたくなるという調査結果もあります。1℃気温が上がるだけで全国で1日に1000万本もビールの消費量が増えるそうです。

(下野アナ)

やっぱり暑ければ暑いほどおいしいですからね。でもなんで暑くなると飲みたくなるんですか?

(上岡)

国内でもいろいろな種類があってどれも味がおいしいんですが理由のひとつがやはり炭酸です。

炭酸は血管を広げる特徴があり、その結果血行が良くなってより早く水分補給ができると言われています。

また炭酸が入った胃は動きが活発になり食欲も増しますね。

ビールの場合、アルコールが含まれているのでもちろん飲みすぎには注意が必要ですが炭酸は水分補給にぴったりですね。

夏のイメージが強く5月からというのは少し早いような気もしますが、大分市の5月の最高気温を見てみますと平均は23.4℃で、観測が始まった130年あまり前と比べると3℃ほど高くなっているんです。

ただこの時期夜は肌寒い時もあるので羽織るものを持っていくのと、屋外ですから虫よけスプレーなどもおすすめします。

(下野アナ)

ビール好きの方も飲みすぎには注意してビアガーデンを楽しみましょう。