幼い頃に触れたモノや思い出が、その後の人生に大きな影響を与えるのは当然のこと。そして、「子どもたちのために」という理由を付けながら、実のところ大人も夢中になってしまうのもよく聞く話である。ここでは、そんな子どもと大人の両方を魅了してしまうようなキッズカーをいくつかご紹介しよう。

【子ども用と侮るなかれ。大人だって欲しくなるクラシックなキッズカー7選】(写真7点)

まずは12月に開催されるRMサザビーズのオンライン限定「Open Roads」オークションから。

ロータスF1Lレーサーby ハリントングループ
モータースポーツ黄金時代を彷彿とさせるクラシックレーシングカーのミニチュア版。英国を拠点とするハリントングループによって2018年に製造されたものだ。コーリン・チャプマンのデザイン哲学を好む人の心にグッと刺さることだろう。最大出力は5kW/8,500rpm。推定落札価格は10,000〜15,000 USドル。

スポーツカー・ゴーカート
若きドライバーの心を鷲掴みにするのは、必ずしも既存のモデルのレプリカである必要はない(確かに、ピクサーの車たちはそのことを証明している)。このゴーカートは、表現力豊かなフロントフェイスとシルエットが魅力的な1台。ガソリンエンジンをリアに搭載し、その姿はフェラーリっぽくもあり、シェルビーっぽくもある。推定落札価格は5,000〜 8,000USドル。

シボレーベルエア・ペダルカー
こちらはペダルカー。クラシックなシボレーそのものといえるデザインが特徴だ。ツートンカラーのボディには、クローム風のペイントも施されている。このペダルカーは1955年のベルエアをモチーフにしたものだろう。シートもお揃いのビニールで誂えられており、旧き良き時代を感じることができる1台だ。推定落札価格は400〜500USドル。

ゼネラルモーターズモンツァSSジュニアbyラップ
GMの歴史の一部を子どもサイズで手に入れることもできる。このモンツァSSコンセプトカーのミニチュアプロジェクトは、GMのスタイリング部門の責任者であるビル・ミッチェルから、彼の継息子であるトニーへの贈り物として始動。モンツァ SS ジュニアは、Rupp社のゴーカートシャシーを用いて、ディーラーのホリデーシーズンの賞品として少量生産された。これは最近レストアされたもので、3.5馬力のTecumsehエンジンを搭載している。推定落札価格は15,000〜25,000USドル。

ジョン・プレイヤー・スペシャルF1Lレーサー by ハリントングループ
この黒と金のカラーリングは紛うことなきジョン・プレイヤー・スペシャル。このカラーは葉巻型のボディが一番似合うと言っても過言ではないだろう。ハリントングループによって完成されたアイコニックな1台は、1960年代のレースシーンを象徴している。推定落札価格は10,000〜15,000USドル。

メルセデス・ベンツ300SL電動キッズカー byToys Toys
ガルウィングは古今東西、子どもを夢中にさせるものの代表格だ。このメルセデス・ベンツ300SLの電動車は、イタリアのミラノを拠点とするToysToys SRLによって作成されたもの。この子どもサイズのロードスターから、未来のクラシックカー愛好家が誕生するに違いない。推定落札価格は300〜400USドル。


RMサザビーズのオークション以外にも、ボナムスの「MPH December」オークションにも可愛らしいロールス・ロイス コーニッシュが登場している。こちらはもともとハロッズで販売された玩具で、電気モーターが搭載されている。赤いボディはプラスチック製で、内装はタン。使用感はそれなりにあり、試運転や調整は必要な状態のようだ。推定落札価格は670〜1,300USドル。