津山市阿波にある岡山県指定天然記念物、「尾所(おそ)の桜」の枝が折れているのがわかりました。

津山市によりますと、2月2日に住民から通報がありました。6日に調査したところ、地上から約4.5メートルの高さにある、直径約30センチの枝が折れていたということです。折れた枝の長さは約8メートルありました。

発生日時はわかりませんが、市では1月24日夕方から25日にかけての強風と積雪で折れた可能性が高いとみています。

(近所の人は…)
「残念。地区としては、できるだけ早く、雪が終わってから修復をお願いしたい」

「尾所の桜」は推定樹齢570年のヤマザクラです。高さは14メートル、枝は四方に約20メートルある県下最大級の巨木で、岡山県の天然記念物に指定されています。折れた枝には支えがありませんでした。