新シーズンが開幕です。サッカーの明治安田J2リーグ、ファジアーノ岡山は2月25日、ホームで栃木との開幕戦に臨み、3対0の快勝で好発進を切りました。

25日のシティライトスタジアムにはシーズン開幕を待ちわびたサポーター約1万1000人が集まりました。

(サポーター)
「きょうは人が多いから、午前7時には来ていた」
「どこまで外国人選手が良い試合をしてくれるか」
「(Q:注目選手は)木村太哉選手。がむしゃらにドリブルをしてゴールへ突き進む姿が好き」
「昨年は引き分けの多いシーズンだったので、今年は勝利がたくさん見られる シーズンにしてほしい」

(川上悠助ディレクター)
「雨が上がり日が差してきたシティライトスタジアム。13人の新加入選手を迎えたファジアーノの戦いが始まります!」

スタメンに6人の新加入選手を配した開幕戦。ファジアーノは序盤から相手ゴールに迫ります。前半36分、左サイドでパスを受けた4年目の木村がドリブルで持ち込むと・・・相手選手の股を抜くシュートでファジアーノが先制します。

後半も攻撃の手を緩めないファジアーノは9分。右サイドからのクロスに反応した新加入のグレイソン。ブラジル出身のストライカーが開幕戦から結果を残します。

守ってはこちらも新加入、東京オリンピックドイツ代表のキーパー、スベンド ブローダーセンがゴールを許しません。

主導権を握ったファジアーノは試合終了間際、セットプレーから副キャプテンの柳育崇がダメ押しの3点目。新旧選手が躍動し終始栃木を圧倒したファジアーノが3対0で開幕戦を制し好スタートを切りました。

(今季チーム初ゴール ファジアーノ岡山 FW 木村太哉選手)
「チームメイトと喜びを爆発できる瞬間を分かち合えてよかった」

(新加入でJ2初ゴール ファジアーノ岡山 FW グレイソン選手)
「サポーターの皆さん本当にありがとうございました。最高の雰囲気だった。次の試合も応援よろしくお願いします」

(ダメ押しの3点目 ファジアーノ岡山 柳育崇副主将)
「1万人をこえるサポーターに来てもらって本当に背中を押してもらえたし、非常に良いテンションで臨めたので感謝している」

一方、明治安田J3リーグ、カマタマーレ讃岐も25日にホームで開幕戦を迎え、岩手に1対1で引き分けました。