長く親しまれてきた商業施設が休業です。JR坂出駅前のイオン坂出店が2月29日、営業最終日を迎え、半世紀近い歴史に幕を閉じました。

(中村香月 記者)
「営業の最終日を迎えた坂出市のイオン坂出店です。売り場ではあちこちで閉店セールが行われていて、多くの買い物客でにぎわっています」

四国の玄関口の1つ、JR坂出駅の目の前にあるイオン坂出店。店舗面積は、約1万3000平方メートルで、食料品売り場のほか、19の専門店などが入っていました。

半世紀近く営業してきましたが、施設の老朽化や市が駅前の再整備を進めることから休業が決定。2月29日は、市内の高校生による吹奏楽の演奏会など、お別れのセレモニーが開かれました。

イオン坂出店は、1974年4月に「ニチイ坂出店」として開業し、その後、「坂出サティ」「イオン坂出店」と名前を変えながら49年間営業してきました。2023年度の売り上げは、ピーク時の2000年度に比べ約3割に落ち込んだものの市民の生活に欠かせない施設として長く親しまれてきました。

(来店客)
「0歳から(来ていた)」
「小さい時から来ていたので再開を楽しみにしている」
「寂しい。涙が出そう」
「懐かしい。写真を見て思い出す」

建物は3月中旬から取り壊され、市の再整備の構想を受け、新しい施設の事業計画が検討されるということです。

(イオン坂出店 稲田有子店長)
「本日のご来店、誠にありがとうございました」