明治安田J2リーグ、ファジアーノ岡山は3月10日、ホームで山口との中国ダービーでした。

リーグ戦で2試合ぶりに勝利を収め、首位浮上です。約9000人が訪れたシティライトスタジアム。リーグ戦1勝1分の両チームにとって勝ち点3が欲しい大事な一戦となりました。

後半、ファジアーノはセットプレーで相手を脅かします。田部井のフリーキックに柳育崇がヘッドで合わせますが、惜しくも相手キーパーに阻まれます。

チャンスを作りながらも0対0で試合が進みますが、「勝ち点3しか頭に無かった」という木山監督。試合が動いたのは、後半39分でした。田部井のコーナーキックから最後に押し込んだのは途中出場の田中。背番号10番に今シーズン初ゴールが生まれ、先制に成功します。

この1点を守り切ったファジアーノはリーグ戦、2試合ぶりの勝利を収め、首位に浮上しました。

(今季初ゴール ファジアーノ岡山 MF 10 田中雄大選手)
「絶対点を取って、見返してやるって気持ちを持っていたので、うれしい。何回もヒーローインタビューできるようにやっていきたい」

(就任3年目 ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「勝ち点3を狙い続けていくだけ。次も準備して全員で頑張りたい」

一方、J3のカマタマーレ讃岐は、アウェーで岐阜との打ち合いに敗れ、4対3。2023シーズン初勝利とはなりませんでした。