女子サッカー、なでしこリーグ2部は、3月24日、郷土勢がホーム開幕戦を迎えました。1部昇格を目指す岡山湯郷ベルは、つくばに圧勝し開幕2連勝です。

就任2年目の谷口博志監督(47)が率いる湯郷ベルのホーム開幕戦。2023シーズンは3位。2024シーズンは13人の新加入選手を迎え、1部昇格を目指します。

アウェーでの開幕戦で勝利した湯郷ベルはこの日も勢いがありました。前半14分、味方の正確なクロスに谷口木乃実が頭で合わせて幸先良く先制すると。エンドが変わって後半20分には左サイドからのクロスの折り返しを新加入の小松未奈が頭で押し込み、移籍後初ゴールでリードを広げます。

その後、相手に1点を返されますが、後半31分、フリーキックのチャンスでこぼれ球に反応したのは先制点を挙げた谷口。この日、2ゴールの活躍で勝利を手繰り寄せます。

その1分後、とどめを刺したのは2023シーズン、22ゴールを挙げ得点ランキング2位となった元日本代表の横山久美。一人でドリブルで運び、開幕戦に続く2試合連続ゴール。湯郷ベルは4対1で勝利を収め開幕2連勝です。

(2試合連続ゴール 岡山湯郷ベル 10 FW・横山久美主将)
「(目標は)チームとして優勝ですし、個人としても今年は得点王取りにいきます」

(就任2年目 岡山湯郷ベル 谷口博志監督)
「2部優勝して1部に昇格するというシーズンにしたいなと思っているので、本当に1つも落とすつもりはなく他を圧倒して優勝したいなと思っています」

一方、2023シーズン6位の吉備国際大学シャルム岡山高梁は、広島とのホーム開幕戦。1対1の引き分けに終わっています。