高梁市の健康増進施設「朝霧温泉ゆ・ら・ら」の跡地に整備されていた複合レジャー施設が完成し、3月28日、記念式典が行われました。

(テープカットの様子)「3,2,1!」

完成したのは、高梁市松原町の「ゆ・ら・ら」の跡地に整備されていた「高梁グリーンパーク」です。「ゆ・ら・ら」は、市の健康増進施設として2000年にオープンしましたが、経営難から2012年末に営業を終了。2021年に岡山市の情報通信会社「エヌディエス」が跡地を購入し、整備を進めてきました。

施設では、地元の食材を使った料理を提供するレストランや、子供たちが遊べるキッズルームなどが備えられているほか、市内の農家や企業と提携し、特産品などが販売されます。

また、地元の木材を加工した木質チップを燃料に、年間で一般家庭約4300戸分の電気が発電できる木質バイオマス発電所が施設の核となっています。

(高梁グリーンパーク 前野洋行支配人)
「旧ゆ・ら・ら施設が閉館して11年が経過したが、本日、高梁グリーンパークとして生まれ変わり、高梁の拠点施設になるようにこれから頑張っていきたい」

(高梁市 近藤隆則市長)
「地域の資源を活用し、また地域の資源を循環させるというコンセプトのもとにこの施設をオープンしてもらったということは本当にうれしく思っている」

高梁グリーンパークは29日午前10時から営業を開始します。