相次ぐ自転車の交通事故を防ごうと、警察による自転車の指導取り締まりが5月14日朝、岡山県内一斉に行われました。

(長尾龍希アナウンサーリポート)
「あちらの女性も右側通行して、警察官に止められています」

県内一斉の取り締まりは5月の自転車月間に合わせて行われ、県内99か所で延べ約370人の警察官が取り締まりに当たっています。このうち岡山市北区の市道交差点では、右側通行をしている人やイヤホンをして自転車に乗っている人などに対し、注意警告を行いました。

岡山県内では2023年の1年間で自転車が絡む人身事故が1146件発生。2024年は4月末までで既に342件発生していて、23年の同じ時期を上回るペースとなっています。

(岡山中央警察署 對中貴之交通官)
「自転車に乗るときはしっかり交通ルールを守ってもらう。万が一の時に自分の命を守るために、ヘルメットを確実にかぶってもらう。この2点をよろしくお願いします」

警察は今後も自転車の安全利用に向けた啓発活動を続けていくとしています。