全国の神社などに設置されている狛犬をモチーフに制作された焼き物の展示会が倉敷市で開かれています。

険しい目つきをしたものやかわいらしい表情をしたものなど様々な種類の狛犬が並びます。倉敷市の旧野崎家住宅で開かれているこの展覧会は、玉野市の陶芸家・浜松昭夫さんが、全国の神社などをめぐり手作りで仕上げた狛犬の焼き物を紹介するものです。

瀬戸内海国立公園90周年記念事業として開催されていることから、会場には90対の狛犬が展示されています。

作品は備前焼や瀬戸焼で作られていますが、形や色、素材の質感などは本物そっくりに仕上げられているということです。

(旧野崎家住宅 辻則之学芸員)
「(狛犬は)かわいらしいものから迫力あるものまでいろいろそろえている。いろんなものを比較して楽しんでもらえたら」

全国狛犬展は、倉敷市の旧野崎家住宅で7月21日まで開かれています。