岡山県内有数の茶どころ美作市でお茶の製造販売を手掛ける企業が中四国の高級ホテルなどで提供される新商品のボトリングティーを発表しました。

発表された新商品はほどよい渋みと甘みが特徴で野菜や魚の料理にあう「朝凪」とまろやかな味わいで肉料理などの味を引き立てる「凪」の2種類です。

価格は500ミリリットルで1本2200円。開発したのは美作市海田でお茶の製造販売を手掛ける茶下山です。美作のお茶のブランド化を進めようと開発したもので、5月22日の発表会では岡山市北区の日本料理店の料理と一緒に報道関係者らにお披露目されました。

(茶下山 石川康晴社長)
「中四国・瀬戸内には、ミシュランガイドに載るような 高級レストランがたくさんあり、ノンアルコールを求めるグローバルな人が多くいる。お茶のジャンルにブランド茶がないということに着目し、美作の江戸時代から続く茶畑で、世界に誇れるお茶を作りたいという思いで開発した」

(23日から店で提供 喰切料理八方 羽村敏哉料理長)
「料理を邪魔せず主張しすぎない味。スモーキーさや丁寧な甘みが感じられる商品だと思う」

この新商品は中四国のホテルや料亭などで23日から提供され、オンラインでも数量限定で購入できます。