【北中城】北中城村のイオンモール沖縄ライカムで開催中の「沖縄金魚ミュージアム」(主催・沖縄タイムス社、UWSエンターテーメント)では、沖縄にルーツがあるといわれる金魚「琉金」と琉球ガラスを組み合わせた展示をしている。

 うるま市の琉球ガラス工房「三ツ星」(池宮城翔代表)が制作した計15点が20日までに会場内の三つの水槽内に入れられ、華やかな琉金と共演している。

 UWSエンターテーメント代表の宮澤雅教(がきょう)さんが同工房に依頼し、池宮城代表が尾びれをかたどった金魚鉢や楕円(だえん)形のガラス玉を制作。濃い色合いが特徴の琉金、赤と白が混ざった「更紗(さらさ)琉金」、赤黒白の3色が特徴的な「キャリコ琉金」の3種類の金魚が、琉球ガラスの周りを泳いでいる。

 18日に来場した宇栄原小5年の大城詩琉さんと同小3年のあいりさんのきょうだいは「金魚が好きで見るのも楽しい。琉球ガラスもきれい」と笑顔で話した。

 イベントは6月9日まで。(中部報道部・吉川毅)