プロバスケットボールBリーグの琉球ゴールデンキングスは21日、年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)の準決勝第3戦を沖縄アリーナで戦い、千葉ジェッツに83―67で勝利した。対戦成績を2勝1敗とし、3季連続の決勝進出を決めた。来場者数は8712人で過去最多を更新した。

 キングスは試合開始序盤から積極的に攻めた。ゴール下ではジャック・クーリーとアレン・ダーラムが強さを発揮して得点を重ねた。牧隼利や今村佳太らの3点シュートも決まり、46―31と15点差をつけて前半を終えた。

 第3クオーターに反撃を許したが、クーリーやダーラム、ヴィック・ローらインサイド陣が攻守のリバウンドで奮闘。小野寺祥太の3点シュートなどで突き放し、追い上げをかわした。

 CS決勝は25日、26日、28日に横浜アリーナで、ワイルドカード上位から勝ち上がった広島ドラゴンフライズと対戦する。3試合で先に2勝したチームが年間チャンピオンとなる。