世界自然遺産の西表島で電気自動車を公用車として使用する連携協定が結ばれました。

協定を結んだのは竹富町と日産自動車、それに琉球日産自動車の3者です。

▽前泊正人竹富町長
「豊かな自然生態系を有する本町は、排出される温室効果ガスよりも吸収される温室効果ガスが多い状態。排出量ゼロを目指し吸収量をより増やすことで世界に貢献してまいります」

協定では世界自然遺産の西表島で電気自動車を公用車として使用し、脱炭素社会の実現に連携して取り組みます。

▽EVを運転する前泊町長
「ここが豊原集落で約100人くらいですかね。こっちが公民館で、きょうここで町政懇談会、町長とゆんたく会という形で21公民館をまわっているんです。きょうに合わせて泊まりです」

一般家庭が消費する電力の2日分を車1台でカバーでき、災害時や停電した際、避難所での活用も期待されます。

日産自動車がこうした協定を離島の自治体と結ぶのは竹富町が初めてです。