沖縄水産高校の遠洋航海実習が始まり将来の船乗りを目指す生徒たちが大海原へ出航しました。

航海実習に参加しているのは沖縄水産高校海洋技術科の3年生33人で糸満漁港で行われた出発式には家族や在校生が見送りに駆けつけました。

生徒たちは40日間の遠洋航海実習で航海士や機関士に必要な知識や技術を学びます。

▽海洋技術科・伊盛心美さん:
「兄のように立派な機関士になりたいです。今は全然船のことについて分からないんですけど、今回の40日航海で立派な船員さんになれるように努力します」

▽海洋技術科・大神幸士さん:
「40日間という長い航海なので、しっかりそういう長い航海にも耐えられるメンタルをつけたいと思います」

▽生徒の見送りに訪れた保護者:
「寂しいですね。2年生の時もすごく成長を感じたので楽しく過ごしてもらえたら良いかなと思います」

実習ではマグロのはえ縄漁を体験するほか海外の港に寄港するルールを学ぶためオーストラリアのケアンズを訪れるということです。