以前、SNSにアップされていた写真を見て興味があった那珂川 光のイベント。今年も開催されることを知り、花火の打ち上げがある1月9日のオープニングイベントにあわせて行ってきました。

開催場所は栃木県の北東部にある那珂川町。2005年に那須郡小川町と馬頭町が合併してできた町になります。宇都宮市も近く、自然豊かな場所で鮎釣りが有名な場所だそうです。

いつも花火の写真ばかり撮影している私ですが、久し振りに花火以外の被写体に熱中してしまう程、カメラマンとしても楽しいイベントになります。実際に会場に行ってみないとその凄さは分かりませんが、撮影した写真で少しでも興味をもって貰えると嬉しいです。

イベント開催について

初めての場所なので早めに現地に伺い、那珂川町の行政区長にお話を聞かせて頂きました。那珂川 光のイベントは昨年から始まって今回で第2回目の開催になります。

開催の目的としては、現在も続く新型コロナウイルスの影響により自粛生活などで日本全体が閉塞感に漂っており、地元住民はじめ日本中の人達へ那珂川町から光のイベントで明るい気持ちになって元気を出して欲しいとの思いがある様です。

国登録有形文化財のホテルである飯塚邸を運営する株式会社大田原ツーリズムの藤井大介社長とスタッフが話し合って企画し、那珂川町だけでなく、隣町の大田原市や那須烏山市の行政、商工会や観光協会、馬頭広重美術館などによる多くの協力で開催されました。

馬頭商店街の500mもの区間を和で統一し、竹や和傘や提灯などで飾り、夜になればライトを点灯させ一面の和のイルミネーションで照らします。期間は約1か月の展示になり、土日は16:00から歩行者天国になるそうです。

馬頭商店街

暗くなる前に色々見てみようとイベント会場である馬頭商店街を散策してみました。何だか昭和にタイムスリップした様なレトロな街並みで懐かしさを感じます。展示物の準備も進んでおり、昨年は8種類だったのを16種類に増やし、それに伴って区間も100m伸ばし500mまで拡張したとの事でした。

また、今年は屋台での飲食物の提供も行っており、馬頭商店街の飲食店もなるべく夜の時間に合わせて営業し、来場者に楽しんで貰おうと工夫している様です。※キッチンカー・露天商については、コロナ感染拡大により1月15日以降は開いていませんので御注意ください。

那珂川 光のイベント2022

〜日本一夕日の綺麗な商店街がおとぎの国へ変わる〜 サブタイトルにある言葉どおり、日没と共にそこら中の展示物が照らされ、商店街の風景が一変します。一般的なイルミネーションにはない落ち着いた温かな光に包まれ幻想的な世界が広がりました。

まず、オープニングイベントとして、飯塚邸の前で実行委員長などの挨拶、その後は生演奏と共に色とりどりの100個ものランタンが空に浮かびました。本来は最終日のクローズイベントでは300個のランタンを打ち上げる筈でしたが、コロナウイルスの感染拡大に伴ってセレモニーは中止となり、ランタンについても混雑を防ぐために、1/29(土)・1/30(土)・2/5(土)・2/6(土)の4回に分散して打ち上げる事になったそうです。

 

花火の打ち上げ開始

ランタン100個の打ち上げが終わると、花火の打ち上げが始まりました。本来、この花火大会は光のイベントとは関係なく、毎年8月に行われていた那珂川町夢まつりで打ち上げられていた花火になります。

コロナ禍により昨年は大晦日に延期となり、今年は折角なので那珂川 光のイベントと一緒に打ち上げてみようと言う事になったそうです。疫病退散復興祈願・花火大会を名目としていますが、那珂川町ではオープニングイベントの1月9日が成人式でもあり、お祝いを兼ねての花火となっているとの事でした。

担当煙火店は栃木県那須烏山市の木下煙火店。打ち上げ時間は約20分で最大号数は4号玉(開花直径約120m)となります。商店街からだと大きい花火は何とか大丈夫なのですが、小さい花火は建物に隠れてしまい音だけになってしまいます。花火をしっかり見るのであれば、打ち上げ場所の武茂川河川敷で見るのが良いです。

予算が集まるかは分かりませんが、ほとんどの観客が商店街にいるので、もし次回も花火とコラボさせるのであれば、4号玉以上の大きい花火だけでプログラムを構成するのが良いと思いました。

期間中は毎日、宇都宮駅・那須塩原駅・大田原市役所から「光のイベント」にラッピングした無料送迎バスもあるので、興味がある方は是非お越しください。なお、シャトルバス1台には、平日27名・土日は48名までしか乗車できないので注意が必要です。

コロナによって多くのイベントが中止になりましたが、逆に悪疫退散などを目的に新しく始まったイベントもあります。最近は花火大会の中止が発表されたりとまだまだ先行きが見えない日本ですが、那珂川町の皆さんの様に元気を出していきたいものです。