2018年夏からスタートした『パプリカ』プロジェクトが、27日にNHK Eテレで放送された特番『パプリカ「あしたにたねをまこう!LIVE」』をもってフィナーレを迎えた。同番組の放送をもって小・中学生5人組ユニット・Foorin(もえの、ひゅうが、たける、りりこ、ちせ)の活動が終了し、Foorinをはじめ、Foorin team E、Foorin楽団も卒業した。

 「パプリカ」は「2020年とその先の未来に向かって頑張っているすべての人を応援するプロジェクト」の曲として、2018年に米津玄師が作詞・作曲・プロデュースを担当。振付は世界的ダンサーの辻本知彦と菅原小春が手がけた。歌唱するFoorinはメインボーカル:もえの、ひゅうが、コーラス&ダンス:たける、りりこ、ちせの5人組で、歌って踊る姿を「風鈴」に例えて米津が命名した。

 2018年7月19日に「パプリカ」ダンスミュージックビデオが公開されると、日本中の子どもたちが口ずさむほどの社会現象となり、2019年末にはFoorinが史上最年少で『第61回日本レコード大賞』を受賞。紅白歌合戦には2019年・20年と2年連続で出場した(18年も特別企画で出演)。ダンスミュージックビデオは2.2億再生超、米津玄師セルフカバーは1.2億再生超、関連動画は合計4.9億再生を記録している。

 特番では、MCのつるの剛士と上白石萌歌とともに、3年間のプロジェクトを振り返り、この曲から生まれた全国のさまざまな人たちのハッピーなエピソードを紹介。その中で、メンバーそれぞれのオーディション映像が流れると「きゃー!」「小さい」「うゎー!」と照れながら、自分たちのこれまでの歩みについて、たけるは「刺激的な毎日でした」としみじみ。

 そんな姿につるのは「僕は花火を見ている感じだった。儚くて一瞬で終わるじゃん。でも、みんなそれぞれの色があって、輝かしい色になって消えるんだけど心の中でずっと覚えている。すばらしい花火だったと思う」と思いを伝えた。
 
 ビデオメッセージでは「これからも健やかに生きていけるだけの糧になれたらいいなと思っていて…」「胸を張っているような人間になってほしい」などと、辻本知彦&菅原小春、米津玄師からの言葉に、りりこは「Foorinに愛情を持ってメッセージをもらって泣いちゃいました」、ひゅうがは「ほんとうに感動ですね」と涙。

 そして、Foorinも万感の思いを込めた最後のパフォーマンスでは、全国の子どもたちから送られた3000枚以上の「ゆめの絵」と共演。最後のメッセージでは、メンバーたちは涙を流しながら、「幸せな3年間でした」「これからもパプリカを踊ってくれるとうれしいです。本当にありがとうございました」「また、会おう!」と感謝を伝えた。