プロフィギュアスケーターの高橋大輔が主演を務めるアイスショー『氷艶 hyoen 2024-十字星のキセキ-』の演出体制を変更することが16日、公式Xで発表された。宮本亜門氏が「演出」から「演出原案」となった。

 公式アカウントは「『氷艶 hyoen2024 -十字星のキセキ-』の演出について」と題し、「この度制作上の都合により、度重なる協議の上、宮本亜門さんは『演出』から『演出原案』とさせていただくことになりました」と報告。「ここからは亜門さんからいただいた素晴らしい演出案をもとに、今後、氷艶チームが一丸となり、作品を完成させたいと意欲を燃やしております。これまで独自の世界観と演出プランを練ってくださった亜門さんには心から敬意と感謝を申し上げます」とつづった。

 そして「宮本亜門さんの『演出原案』への変更に伴い、これまでに氷艶の全公演に携わってこられた尾上菊之丞さんに『演出統括』としてチームを率いていただくこととなりました。また、『氷艶 hyoen2019-月光かりの如く-』の出演者でもある福士誠治さんが、演技指導として参加くださることとなりました」と伝えた。

 『氷艶』は、スポーツと日本文化を融合したストーリー仕立てのアイスショーとなり、国内及び、全世界に向けて日本の魅力を発信する。第3弾となる今回は、宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』をモチーフに構成。フィギュアスケートを中心に、音楽や芝居などさまざまな要素が融合し、華麗で勇壮な夢絵巻のような世界感を表現する。

 同公演は、横浜アリーナにて6月8日から11日まで計4公演にわたって上演される。なお、今回の変更によるチケットの払い戻しは行わない。