モデルの前田希美(30)が18日、東京・ブックファースト新宿で、写真集『NEVER』(集英社)の発売記念イベントを行った。開催直前には報道陣の取材会にも参加し、約10年ぶり3冊目の写真集となる本書の見どころなどについて語った。

 撮影は昨年7〜9月に行われ、前田は「約1年かけてようやく形になった」とにっこり。「選んでいるときに写真は見ていたけど、本になってみると印象が全然違って。今、完成したんだな…という実感がわいています」とうれしそうに語った。

 撮影に臨むにあたっては「今まで運動と無縁だったんですが、1年間くらいトレーニングに通って全身を鍛えました」と言い、「特に後ろ姿がキレイに見えるように、肩甲骨やお尻を意識したんです」と誇る。トレーニング自体にもハマったそうで、「今でも週に1回は通っています」と明かした。

 お気に入りのカットは、トレーニングの成果が表れたという水着衣装での後ろ姿。「自分の後ろ姿って見る機会がほとんどないですし、個人的にちゃんとキレイに映っているかなと思うのでお気に入りです」と胸を張った。

 さらに、ノーメイクで臨んだカットもお気に入りとして挙げ、「起きてすぐみたいな写真です。ナチュラルメイクとかでもなく、ここまで本当のすっぴんは初めてなので…30歳の記念としてのすっぴん(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。

 中には事務所からNGを出されたカットもあったそうだが、「自分的にはお気に入りで使いたかったので、自分でお願いしました」と直談判し、採用にこぎつけた。どのカットなのかは明言しなかったものの、「見ていただけたらわかると思うので、ぜひ見てください(笑)」とアピール。

 2013年以来約10年ぶり、自身3冊目の写真集となる本書は「『いい意味で裏切られた』と思うような衝撃の1冊にしたい」というテーマのもとで制作したという。結果、沖縄と長野の渋温泉を舞台に、水着やランジェリーカット、大胆なヌーディーカットを撮影するなど、これまでのイメージを180度覆す1冊に仕上がった。

 そんな本書を手にしながら、前田は最後に「30歳にかけた点数にしようと思ったんですけど、30点だとアレなので(笑)、300点!」と自己採点した。