米MLB「サンディエゴ・パドレス」のダルビッシュ有投手が現地時間19日(日本時間20日)行われたブレーブス戦に先発し、今シーズン4つ目となる勝ち星を手にし、日米通算200勝を達成した。

 日米通算200勝は、野茂英雄さん、黒田博樹さんに続く偉業。2005年に日本ハムファイターズに入団。絶対的エースとして93勝をあげ、渡米。レンジャーズ、ドジャーズ、カブス、パドレスと渡り歩いてきた。

 日ハム時代に指導し、現ロッテの吉井理人監督は「本当に野球人として尊敬できる後輩です。ワシもダルビッシュ選手の大ファンです。ワシの日米通算121勝を軽くオーバーしていただきありがとうございます(笑)」とコメントを寄せた。

■吉井理人氏 コメント
「彼と出会う前から凄いピッチャーであることは知っていました。私がコーチとして一緒のチームとなってピッチングを見せてもらい話などをさせてもらって、向上心、好奇心がすごく強い選手だなあと思いました。あれだけの実力を持ちながらも自ら課題を見つけて、色々な情報からヒントを得て今いるところから、もっともっと上を目指そうとしている。そういう印象でした。こういう選手が超一流なのだと改めて感じたのを覚えています。そしてアメリカに行って、さらに磨きがかかって人間的にも、さらに大きくなったなあと感じています。本当に野球人として尊敬できる後輩です。ワシもダルビッシュ選手の大ファンです。ワシの日米通算121勝を軽くオーバーしていただきありがとうございます(笑)。これからもさらなる活躍を期待しています」