俳優の川口春奈が主演、木南晴夏、畑芽育が共演する、TBS系金曜ドラマ『9ボーダー』(毎週金曜 後10:00)。24日放送の第6話で齋藤潤が演じている謎の少年が、七苗(川口春奈)、六月(木南晴夏)、八海(畑芽育)の3姉妹の弟・品川九吾(しながわ・きゅうご)だったことが明らかになった。

 本作は、19歳、29歳、39歳と、いわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー=「9ボーダー」真っ只中の3姉妹が、父の突然の失踪を機に一つ屋根の下に集結。「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、モヤモヤや焦りを抱え幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリーだ。

 齋藤は、第4話から謎の少年として登場。おおば湯の近くを意味ありげにうろつく様子に、視聴者の間では「何者!?」「コウタロウの弟?」などの考察が白熱していた。そして第6話でその正体が判明。失踪していた父・五郎(高橋克実)が大庭家に一緒に連れ帰り、少年を「銭湯に興味があって、うちの手伝いをしてもらうことになった」と紹介するが、やがて彼の名前が「九吾」であり、実は七苗たちを置いて出ていった母と五郎との子ども、すなわち3姉妹の弟だったことが判明する。初めは心を閉ざしていた九吾だったが、亡き母について3姉妹と本音で語り合ったことで、家族として一歩前進する姿が描かれた。

<齋藤潤>
お話をいただいたときは、驚きと不安でいっぱいでした。でも、川口春奈さんをはじめ、尊敬する方々の中で自分もお芝居できると思うと「早く参加したい!」と思いました。僕は途中から現場に参加させていただいているのですが、キャストの皆さんとスタッフの皆さんの空気感がとても素敵だなと思いました。川口さんはカメラが回ってないとき、ずっと「カワイイね!」「ちゃんと食べてる?」などと言ってくださったりして、すごく可愛がっていただいています。すごくありがたいです。これからもっと九吾の素の顔が見られると思うので、ぜひ楽しんでいただければと思います!